読了本
- 「コラボアンソロジー2 “文学少女”はガーゴイルとバカの階段を昇る (ファミ通文庫)」「“文学少女”シリーズ」(完読)「バカとテストと召喚獣シリーズ」(完読)「学校の階段シリーズ」(未読)「ガーゴイルシリーズ」(数巻読んだ)のコラボレーション短編集。
「"文学少女"と乙女に集う召喚獣」(野村美月)明久と雄二の仲を誤解した遠子先輩が、雄二に召喚獣で挑戦!野村美月さん、ノリノリですな(笑)。下ネタだし(笑)
「"文学少女"と殺された莫迦」(井上堅二)ムッツリーニが暴行を受けた?犯人探しに遠子先輩が乗り出した!井上堅二様、ありがとうございます。こんなもの拝ませくれて……(はぁと)。
「天栗浜のガーゴイル」(田口仙年堂)未読。
「バカと階段と召喚獣」(櫂末高彰)うーん、バカ側のはすっごく上手くコピーされてるんだけど、それだけに階段側のメンバーの存在意義が感じられなかった。誰でもいいじゃん、みたいな。バカ側の世界は、すごくきっちりつくられてるし、キャラクターができてるからまねしやすいけど、それだけに相手側もつぶさずに表現するのは難しいですよね。
「"文学少女"とやってきた走者」(野村美月)階段部と文芸部で部員交換が実施されることになった。もちろん、派遣されるのは主役の二人。どうなることやら……。遠子先輩側の方がしあわせに決まってるではないか!つか私も指導されたい!野村美月さんは、こういうの上手いなー。両方とも合わせて上手く書けてるし、きちんと両方をつぶさないように描けてる。すげー。
「大丈夫よ心葉くん! 実はわたしも、前々から心葉くんには女の子の格好が似合うと思っていたの!」
遠子先輩「コラボアンソロジー2 “文学少女”はガーゴイルとバカの階段を昇る (ファミ通文庫)」(ファミ通文庫)p104「"文学少女"と殺された莫迦」(井上堅二)より
- 「召喚王子ユリウス 約束はクリスタルの輝き (角川ビーンズ文庫)」蟲を召喚する術を使う召喚師で、王子というあだなのユリウスが事件を解決するシリーズ二作目。うーん、どうも登場人物がイイコばかりなので、ひねくれもの好きな私にはものたりない。もう次は読まないと思います。