読了本

• 「迷走×プラネット (一迅社文庫アイリス (か-02-01))」宇宙からやってきた軍人の女の子は、地球を調査していたが、とちゅうで迷子になった部下を探すために居残り。部下は見つけたが、本部と連絡がとれなくなってしばらく地球の田舎で暮らすことになった彼女は、高校に入り込む。ちょっとばかり身体能力が地球人より優れている女の子が、力の制限にびくびくしながらも、漫画喫茶で暮らしたり、マンガに夢中になったり、トモダチをはじめて作って喜んだりする。評判通り、面白かった！主人公の女の子が、地球のものを何でも新鮮がるところが楽しめた秘訣かと思います。ただ、軍入ったらもっとまともな生活してただろ、と思わないではなかったですが、まあそこはおいといて。糧食一種類じゃあ栄養とれないし、家庭じゃないんだから、一種類を膨大につくるのも大変だと思うわけよ。そのあたりのリアリティよりは、ここでの生活を失いたくない！という気持ちが描かれる方が優先だったんだろうなと思います。ラストで出てきた彼もまたおいしい位置で……ほほほ。がんばれ＞部下よ。今のところぜんぜんその気ないと言ってますが。シリーズ化希望〜。

• 「トリシア先生、奮闘中! (富士見ファンタジア文庫)」動物と心で会話ができる能力を持つ魔法医トリシアを主人公とした話の二冊目。ほぼ会話だけで進めてくるので、読んでるのが辛くなってきた。こういう書き方だと、どうしても心にぐっとくるシーンとかはでてきようがないし。読むのやめるかなー。これでバトル物だと、即行読むのやめるんだけど、「何があってもまず命を救うことが一番」というトリシアだからなんとか読める。人が死ぬエピソードはとてもよかった。ラストはなくてもいいくらい。こういう仕事してたら、必ずぶち当たる状況ですよね。