読了本
- 「僕の心臓を盗まないで (角川文庫)」心臓移植を金にあかせて行おうとした患者から逆恨みされた研修医、アビーは身に覚えのない訴訟を起こされたりして、ノイローゼ気味。さらに、殺人の疑いをかけられて!?心臓移植をめぐる医療サスペンス。浅羽莢子さんの翻訳ということで手に取りました。浅羽莢子さん訳だと、なんかしっかりした女性が主役のことが多いような気がする。この話もそんな女の人が主役です。ちょっと話の組み立てがあまくないのかなーという感じに半分くらいまで話がなかなか進まないのですこしだらけましたが、なかなか面白かった。
- 「王宮ロマンス革命 姫君は自由に恋する2 (王宮ロマンス革命シリーズ) (コバルト文庫)」退屈姫であれとして育てられたはずが、とんだ自由奔放な姫として育ってしまったエヴァ。その紫の瞳は、ある力を持つしるしと言われるが、本人にその自覚はなく、ただとまどうばかり。エヴァの秘密が明かされるのかと思ったのだが、それは次巻だった……。従者の無口で忠実なジークがなかなかいいキャラで気に入っている。コルセットを締めるのが上手い従者☆
「エヴァンジェリン様は、王女としても淑女しとしても問題が山積みだとお見受けします。しかしながら、得難き柔軟性を備えておられます」
ジーク「王宮ロマンス革命 姫君は自由に恋する2 (王宮ロマンス革命シリーズ) (コバルト文庫)」(藤原眞莉・集英社コバルト文庫)p137より
- 「マーベラス・ツインズ 絶代双驕 第一巻 (あすかコミックスDX)」……うーん、あまりにとばしすぎでは。キャラクターの魅力を感じる間がない。これ読んで原作読まれないのはもったいないなあ。
- 「私だけのヒーロー 1 (Flex Comix フレア)」特撮ヒーローの中の人が大好きな女の子が、同じ顔の弟の代わりに外の人をやることになっちゃって……。という話。ちょっと絵が固いかな。なんとなくウィングスっぽい。男の子はかっこよくていい感じ。あっちにいきなりばれてるよ……。
- 「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 上 (単行本コミックス)」桜庭一樹原作のマンガ版。あー、下巻買ってくるべきだった……。
- 「サイン会はいかが??成風堂書店事件メモ 2 (WINGS COMICS―成風堂書店事件メモ)」これもマンガ版。やっぱりこの組み合わせはよい組み合わせだー。やわらかい描線がよいですね。