なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

マリアンヌの夢・映画化(ずっと前だけど)

  ……ちょ。「マリアンヌの夢 (岩波少年文庫)」って映画化してたの!?
 この作品は、私が小学生のころからずっと大好きな話で、たぶん中学生ぐらいのときに、ハードカバーをおこずかいで買ってしまったほど大好きな話なのです。
 ストーリーとしては、病気で外に出ることができなくなったマリアンヌは、たまたま見つけた鉛筆で描いたことを夢に見るようになるというお話。その夢の中に現実の男の子が出てきて、その子が思い通りにならなくていろいろと二人でためしていくところが楽しくて。なんだかわからない恐怖と、病気のために外に出ることができず、ストレスがたまる状態、夢の中に自分の描いたものがでることで思い通りになる開放感、そして努力して少しずつうまくいく楽しみがごちゃごちゃに詰まっていて。子どもらしい感情がよく描かれているのが大好きです。河合隼夫さんも、著書で薦めていたことがあるくらい、心理学的でもあります。(というかカウンセリング的か?)
 映画化していた、という話は「奇妙な世界の片隅で」の記事で読みました。
http://kimyo.blog50.fc2.com/blog-entry-281.html
 タイトルは「ペーパーハウス 霊少女 [VHS]」れいしょうじょって……(笑)。あー、でもDVDがない〜。テレビ放映もしないだろうなあ……くっそー。まぁどうせへぼいんだろうとイソップの狐……と思ったらすごいよいできとか書いてあるし……くやしい……。あ、UK版はDVDがあるんだ……。
 ちなみに、私が小学生のころ読んで記憶に残っている本を三つあげろと言われたら、「魔女集会通り26番地」「マリアンヌの夢」「ドーム郡ものがたり (1981年) (福音館土曜日文庫)」かな。*1。全部ファンタジー
 後記・DVD買っちゃいました☆感想は→http://d.hatena.ne.jp/psycheN/20100719#p1
 後記・日本語版もでました!「ペーパーハウス/霊少女 [DVD]