読了本
- 「れでぃ×ばと!〈3〉 (電撃文庫)」女子校だった白麗稜学院の「従育科」に転入したヤンキー外見の少年、秋晴を中心としたどたばたらぶこめ。というよりは、エロコメ……というほどえろくはないけど。絵は恥ずかしくて外ではまともに見れません(^_^;)私は幼なじみちゃんが好きなので、ちょっとこの巻は満足はできなかった。なんか短編集ぽかったし。
- 「塔の見る夢―占い師SAKI (集英社スーパーファンタジー文庫)」美貌の男占い師、早希が今回出会ったのは、彼の母を悪し様に言う少女。母の汚名返上のため、早希は自ら占いを行う。結果的にこれが最終巻になってしまった巻ですが、やっと美優の一端が語られました。もっと出してくれても良かったのになあ。シリーズとしては、初期の頃、特に事件性のない方が面白いと思います。親友とやばいくらい仲が良いので、女子に特におすすめ。占いをテーマにした話は意外とないし、「１枚の結果をお代にいただく」というのはなかなか面白いアイデアだと思いました。
- 「わくらば日記 (角川文庫)」昭和三十年前後の、不思議なちからをもったはかなげな姉と、姉大好き！な妹のお話。姉がちからを苦しみながら使っていくのが痛々しい。特に「流星のまたたき」はねー……なんてロマンチストなんだ。もぅ。いつも姉思いな妹、わっこちゃんもいいですねー。ノスタルジィ感満載過ぎると私はちょっとひいてしまうのですが、この話はいい感じにバランスがとれていて楽しめました。続編も出ているので読むつもりです。文庫版の浅野にいおさんのイラストが絶妙。これ選んだ人えらい。
「あの人の体はちゃんと生きているけれど、心はこの世にないの」
上条鈴音「わくらば日記 (角川文庫)」（朱川湊人・角川文庫）p130より
- 「幻仔譚じゃのめ 2 (少年チャンピオン・コミックス)」同い年の義姉弟の妖異もの。よしよし、退魔ものとは違ったストーリーになりそうでにやにや。３巻発売も決定しているようなので楽しみです。まさかチャンピオンコミックス買うようになるとはなー（笑）。でも、いい雰囲気です。１巻（「幻仔譚じゃのめ (1) (少年チャンピオン・コミックス)」）の表紙見て気になったらおすすめ。
