読了本
- 「6月のストロベリーフィールド (講談社X文庫―ティーンズハート)」喫茶店でバイトをしていたチサトは、店が占いカフェになったのと同時に占い師の仕事も勉強することに?ラストのミミさんの言葉はなかなか含蓄があった。でも、ストーリーとしてはこれは落ちがついてないんじゃー。でもまあ、あと一冊なので一応読みます。
- 「ここは京まち、不思議まち ~花娘・愛香どすぅ~ (講談社青い鳥文庫)」父親の都合で、京都の祖父の家へ預けられることになった愛香。そこで愛香は、少し変わったおばあさんに出会う。おばあさんは商店街の猫たちのことを「おぼこさん」と呼んでいたが……。なかなかおもしろかった。ふわりとしたイラストの絵柄がよく合っていると思う。京都出身の方が書いているので、たぶん京都もちゃんと描かれているのだろうと思う。
- 「差別をしよう!(14歳の世渡り術)」青山ホーキングという「しょうがいしゃ」のコメディアンの人が書いたエッセイ。面白いことも書いてあったけど、ちょっと要旨が一貫していないなあというところがみうけられられたり、一冊の本としては物足りなかった。「14歳の世渡り術」シリーズは何冊か読んだけど、良くも悪くも偏り過ぎな感じがする。まあそういう叢書なのだと思えばいいんだろうけど。