読了本
- 「金翅のファティオータ―四界物語〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)」幼いころに家族を失ったシルッカは、何の因果か皇子の同期として船に同乗していた。音楽ぐらいしか特技のない、迫害されている民とのハーフであるシルッカに隠された能力とは……。皇子がやけにバイオレンスだったりする印象と、ラスト近くがかなり違っていたりとか、彼との対決は次巻なのかな?でも切り札持ってたら、あっさり和解しそうでもったいない。ここは、やばいところで移動→戻ってきたら……みたいなところが見たかった。などん?と思うところもあるにはあるけど、世界の彩りが非常に魅力的で美しかったです。よい異世界ファンタジー。面白かった。次巻が気になります。シルッカは純粋なキャラクターなんだけど、心の底には憎しみが残っていたり、けっこう口が悪いのが面白い。
- 「盗みにまいります!-平安盗賊恋▽絵巻- (B’s‐LOG文庫)」「奪いにまいります! -平安盗賊恋▽絵巻- (ビーズログ文庫)」「攫いにまいります! -平安盗賊恋▽絵巻- (B’s‐LOG文庫)」再読。平安時代の盗賊の一人息子、と言ってはいるけど実は一人娘な紅丸の三役が始まる!三役をこなすことになってしまう紅丸のそれぞれの姿での魅力と、好きな人がいてもその変わらないしなやかさがとても魅力的で好きだー。ちょいファンタジーもありな時代ものが好きな人、特に白泉社系のラブコメが好きな人におすすめ。やっと三巻古本で入手できたので、再読しましたがやっぱり面白かった。保存版。ヒーロー役より、稚児好きな陰陽師がかっこいい。まあ一番かっこいいのは紅丸だけど(笑)。
- 「あの山越えて 17 (秋田レディースコミックスセレクション)」(妻が兼業)農家のらぶらぶ夫婦のシリーズ。こんなすっごい長期シリーズになるとは、予想だにしてなかったなあ。でも、なんでか飽きません。楽しくないこともあるけれど、楽しくやってこよう!的なところが好きなんだなー。こどもができたら、子育てものになりそうでちょっと違うものになるかもねー。