読了本
- 「裏切りの杯を干して 上 - バンダル・アード=ケナード (C・NOVELSファンタジア)」戦闘が始まりそうになのに始まらない。謎めいた敵の捕虜の正体は?おっさんだらけライトノベルですが、これが面白い。今回はアランデイルが別行動。本領発揮ですな。下巻はまたどんでんしてくれるのを期待。
- 「ノーゲーム・ノーライフ1 ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです (MF文庫J)」ひきこもりでゲームばかりしているがニート兄妹は、ゲームの天才で、二人で組んだら無敵。「ある存在」の導かれて「ゲームがルール」の世界に導かれる。こういう話だったら、私は実の兄妹のほうが好きだな。せいぜい従兄妹とか。まあ似てないがゆえに欠点を補完できるともいえる。
- 「影の王国 上 (創元推理文庫)」「影の王国 下 (創元推理文庫)」不品行な王子が殺害されたため、遺体と犯人を引き取りに訪れた男。彼は体の中に「狼」を飼っていると噂されていた。呪いが実在する世界でのミステリ・ファンタジー。今回はおっさんではないけれど、厭世的な主人公で、シリーズの雰囲気はそのまま。 誰も信じられない中で「絆」だけを頼りにしている危うさがまた楽しかったり。ヒロインが可憐でかつしっかりしていて、かっこよかった!ほかのキャラも個性的で楽しいなあ。
- 「廃校が図書館になった! 〔「橋本五郎文庫」奮戦記〕」廃校を市民たちの手で「文庫」にするまで。後半はあまり読めなかったが、二万冊を蔵書とするのは大変だよなあ。システムは寄贈されたというのがよい話だった。
- 「となりの外国人(1)」江戸かぶれの外国人、マリオがとなりに引っ越してきたというお話。宮本福助さんにしてはふつうっぽい。