読了本

• 「檻の中の少女 (a rose city fukuyama)」コンピュータ・セキュリティ（といっても技術的ではない）関連の調査をする仕事をしている男性が、自殺サイト関連の調査を始めるが……というお話。ご本人が実際にコンピュータ・セキュリティ関連のお仕事をされていたようで、その近辺のネタはかなり真に迫っていました。表紙はフェイクだった〜。だまされた（笑）。新人さんですが60代くらいかな？ハードボイルドでした。

　……ちょっ、この方ホワイトハートにも書いてる！「式霊の杜 (講談社X文庫―ホワイトハート)」すごいなー。

• 「マダムだもの」小林聡美さんのエッセイ集。夫婦ネタとペットネタが大半でした。気軽に読める感じ。

• 「伯爵の花嫁の無垢なあやまち (ラズベリーブックス)」初夜に犯した「あやまち」から、別居生活を三年間余儀なくされた妻と夫がロンドンで再会してからのお話。お互いに犯した罪は深いけれど、反論も聞かないのはダメだろうなー。画家のレオがめちゃめちゃかっこいい。もっとガンガンいってまえー！ライバルが残念で面白くなかった。