読了本

• 「私が当家の執事です (ビーズログ文庫)」英国執事の生活紹介、みたいなお話だった。お嬢様に粉かけられても、まったく相手にしない態度なのが少女小説らしくはないけど、実際はそういうものかもしれない。しかし、剛さんは本当に文章に色気がないなあ。その分とても読みやすいんだけど、すらすら読みすぎてしまうという言い方もある。BLだとどんな感じなんだろう……。

• 「英雄《竜殺し》の終焉 (C・NOVELSファンタジア)」幼い頃に英雄＜竜殺し＞に救われた侍女頭と執事。領主となった英雄は、日ごとに生きる気力をなくしているように見えて、二人は心配していた。そこへ現れた「異様」な客人。それの正体はなんなのか？化け物が実際にいたら……という異世界ファンタジー。ちょっとまぜこぜすぎかなーと思うけど、「白」さんは今までにない景色が見えて面白かったです。