読了本
- 「貴公子ラッドの受難 〜彼が麗しの花嫁を迎えるまで〜 (コバルト文庫)」異世界版わらしべ長者兼トラブルマキコマレーターのラッドが、無事花嫁を迎えるまでのお話。短編コメディとして楽しく読めました。こういうの、コバルトでは珍しいですね。
- 「明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。 (3) (電撃文庫)」不良っぽい外見の坂本秋月は、一日おきに「死ぬ」ことになってしまった。この物語の結末は?最終巻。とちゅうまではいつもの感じで楽しめましたが、予定調和的ハーレム状態はなくてもよかったかなー。もう少し全体をシンプルにまとめてもよかったかも。ラストはちょっと盛り上がりはしませんでしたが、これで別ヒロインにしてしまったら、ひなんごうごうだよね(笑)。文章自体とキャラクターの良心は好きなので、次回作に期待です。
「ツ、ツーショット撮るぞゴラァ!」
「明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。 (3) (電撃文庫)」(藤まる・アスキー・メディアワークス電撃文庫)p162より
- 「口入れ屋お千恵 繁盛記(一) (富士見新時代小説文庫)」女人専門の口入屋(人を雇う仲介をする仕事)のお千恵さんの日常。コージーぽさもあり、なかなか面白かったです。続編出たら読みたい。恋愛はなくてもいーかも。女の人が江戸ではたらくってだけで、充分楽しめます。
- 「必殺、十文字剣 剣客相談人9 (二見時代小説文庫)」長屋の殿様が剣客相談人として活躍するシリーズ。責任ない感じがなんか好きなシリーズですが、今回は美貌の女剣士が登場、しかも弥生殿と対決しちゃったり!な巻でした。