読了本
- 「薔薇に雨 孤高の王子に捧げる初恋 (コバルト文庫)」学問で身を立てようとしている孤独な少女が、王子と出会って……というお話。シリアスだけどなかなか読ませる作品でした。
- 「天山の巫女ソニン5大地の翼 (講談社ノベルス)」再読。どことなく韓国っぽい三国の対比、各国の様々な立場の人々からの様々な目線が面白いシリーズの最終巻。最後までやはり面白い。一番かっこいいのはやはり「ヒーロー」イェラ様ですが、この話はそれだけではなく、王なら王の立場から、庶民は庶民の立場から、迫害される人々はその立場から、それぞれの目線はどんなものなんだろう？とソニンが考えていくのが、とても楽しいです。強くお勧め。
―敵は戦をする相手の国の兵士だけではない。戦が起こることを望む人々全てだ。
イウォル「天山の巫女ソニン5大地の翼 (講談社ノベルス)」５巻（菅野雪虫・講談社ノベルス）p161より
これよりちょっと固めだけど、「図書館の魔女(上)」も推し推しっす！
