「花冠の王国の花嫌い姫 (ビーズログ文庫)」花で有名な豊かな大国の姫として生まれたが、花粉症のため辛いひきこもり生活を強いられてきた姫。北の小国に嫁ぎたい！と猛アピールしていたが、受け入れられてもそれはそれで怪しいよね……？政治的な外交のバラン…

「江ノ島西浦写真館」江の島にある祖母の写真館。そこには、困った人々が頼りにするようなところがあって……。孫娘は、謎を解いていくことによって、ある出来事に気づく。学生時代にいきがって誰かを傷つけることなんて、誰にでもありそうだけど、そこまで「…

「アンソロジー 捨てる」「捨てる」ことがテーマのアンソロジー。大崎梢さんの話が一番好きでした。 「(100-1)女神のデパート (1)小学生・結羽、社長になる。 (ポプラポケット文庫)」父親が倒れ、小学生なのに急きょデパートの社長に就任した結羽。いろんな…

「僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-1)」人はふだん、パラレルワールドへ転移しつつ生きていることがわかった世界。「少しだけずれている」世界の彼女を、ぼく愛することができるのだろうか……。思っていたよりもちょっとぬるいなと感じました…

「伊藤くん A to E」伊藤くんという、端からみたら中二なダメ男の周囲の五人の女性から描いたストーリー。ダメ男がもうどうやってもダメな男なので、すっきりはしないし、なんでこんな男に……と思わないではいられないけど、まー誰でもそーゆーところはあるか…

http://www.shinchosha.co.jp/prizes/fantasy/ おおおお！ 審査員が面白い……！

「壊滅騎士団と捕らわれの乙女7 (一迅社文庫アイリス)」破天荒に愛されてはいるものの、めちゃくちゃな暗黒王子にふりまわされている……のかと思いきや、今回は完全に振り回しております、なフィーリア。完結巻。お互いの気持ちと態度がかなり変わってきたな…

「君が香り、君が聴こえる (集英社オレンジ文庫)」目が見えない少年が出会ったのは、「目が見えない人のことを知りたい」という女の子。

「片見里なまぐさグッジョブ」片見里のなまぐさ坊主の同級生が帰ってきた。四か月だけいっしょだった彼は、同窓会に出ることによってある秘密を知ってしまう。

「おこぼれ姫と円卓の騎士 王女の休日 (ビーズログ文庫)」番外編……かと思いきや、なんなんすかこのラスト！！（笑）ほんっともー気が抜けない……。でも、これまで鍛えられてきた騎士たちですから、なんとかこの困難を超えてくれることを期待！願わくば、誰も…

「ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)」「ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫)」警邏課から転属予定だった女性警官が、ある殺人事件の現場を保存したことから、著名なリンカーン・ライムの手伝いをすることになり……。四肢麻痺だけど警察の依頼で事件解決…

「紅霞後宮物語 第四幕 (富士見L文庫)」娘子が今度向かうのは、湖西という目立たない地方。しかし、そこには何か謎があるらしく……。前巻のラストから続くかなしみが……切ないっす。 「めくるめくキスに溺れて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス…

「鑑定能力で調合師になります 3 (ヒーロー文庫)」王都目指して！編。 「田嶋春にはなりたくない」空気読めない大学生、田嶋春は、サークルのメンバーから仲間はずれにされていたが、空気読めないゆえにそれにきづくこともなく、今日もマイペース。いままで…

「ふあゆ (ガガガ文庫)」人の顔を認識できない病の主人公が、貝やら動物やらの頭にしか思えない人々とニヤニヤしながら暮らしているところにまぎれこんだ怪異。「人の顔を認識できない病」がキーとなっているところが最後まで楽しめました。ストーリーはかな…

「ペテン師ルカと黒き魔犬 （上） (ウィングス・ノベル)」「ペテン師ルカと黒き魔犬 (下) (ウィングス・ノヴェル)」不思議な力を父親から受け継いだルカだが、その力は教会によって「いまわしい魔術」として処罰対象になっているため、隠して流浪の旅を続け…

「緋連国鬼記 お守りしたくありません。主さま! (一迅社文庫アイリス)」お仕えしたかったご主人様に仕えることができなくなった琉瑠は、不本意ながら別の皇子の護衛を隠れてすることになってしまう。 「塩の街 (角川文庫)」再読。短編もいろいろ収録されてい…

「鑑定能力で調合師になります 1 (ヒーロー文庫)」いきなり異世界にやられることになった少年は、ゲームでは調合が大好きだったので「鑑定能力」がほしいです！と神様に希望。とりあえずは薬草を見分けて、薬の調合を試みる。戦闘なしの異世界暮らし。ひとり…

「皇太后のお化粧係 (角川ビーンズ文庫)」現代の化粧を学んだ女の子が、後宮でもりもり化粧することから陰謀に巻き込まれていくお話。ちょっと盛り上がりどころがないまま終わってしまったような感じでした。短くしちゃったからかな？ 「ふたりの文化祭」イ…

みりおんぐらむさんが、ウィングス文庫のおすすめ記事を書かれていました。 私も2011年に書いていたのがあったのですが、そのころとほとんど変わりない……よく五年も持った！という気もしないでもない。 「新書館ウィングス文庫おすすめ」 http://d.hatena.ne…

「妄想王女と清廉の騎士 それはナシです、王女様 (コバルト文庫)」うーん、ちょっとその落ちはないでしょう……という気もしましたが、まあみんなしあわせだからいっか。

「ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)」「ウォッチメイカー〈下〉 (文春文庫)」大量殺人鬼を追うアメリカの警察の優秀なチームのお話。警察内部の犯罪は、誠心誠意努めている警察官のこころをぐさぐさやりますね……。下巻からは、裏の……裏の裏の裏の裏の裏………