読了本
- 「マリア様がみてる 28 フレームオブマインド (コバルト文庫)」祐巳ちゃんたちのがっくりムードが如実に伝わってきてしまう台詞。彼女が一番問題児な気がします（笑）。
「悩んだ時には、名探偵由乃にお任せあれ！」
由乃「マリア様がみてる 28 フレームオブマインド (コバルト文庫)」（今野緒雪・集英社コバルト文庫）p99より
- 「鋼の風(シュタールヴィント)―創世の契約〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)」鉄砲専門の傭兵部隊として定評のある＜鋼の風＞に入団した、龍族に関わりのある少年。彼はさまざまな役目を持つ隊のそれぞれで優れた資質を見せる。いきなり傭兵ものですか……なんか「運命は剣を差し出す―バンダル・アード=ケナード〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)」っぽい雰囲気です。うーん、私はどうもこの作者合わないみたいです。読めるんだけど、読むだけというか……ぐっとこない。残念。
- 「バカとテストと召喚獣 2 (ファミ通文庫)」ペーパーテストの点数で召還獣を呼び出し、戦わせることができる高校のバカどもが集まったFクラスの楽しいお話。ルールありの戦いもの。知識ではなく、知恵と策略とズルで勝ちをとりにいきます。なーんも考えずに楽しめる話としていいですねー。ヒロインの瑞希ちゃんが、ただの可愛い子ではなく、女の子らしく嫉妬したりするところがいいです。秀吉が一番人気らしいですが（笑）。「バカ」とタイトルにあるとおり、バカがたくさんでてくるし、バカなことをたくさんやってるんだけど、この「バカ」は愛すべき「バカ」で、「バカ」でもいーじゃん、と思わせてくれる、明るい話になっています。軽く読める読み物としておすすめです。
