読了本
- 「少年少女飛行倶楽部」中学に入学した海月は、くされ縁の可愛い樹絵里に無理やり飛行クラブに入れさせられる。自らの力を空を飛ぶことを目指す飛行クラブは、どうやって空を飛ぶのか?思っていたよりも「空を飛ぶ」ということよりは、中学生の日常のようなところが多かったです。飛行クラブの面々は、それぞれがヘンな名前でそれぞれに楽しいことばっかりじゃないけど、飛行クラブでいろいろなことをしていくことによって、それぞれのりこえていきます。ぐふぐふ、とにやけさせられました。特にめんどくさがり屋なのに世話好きの海月、くーちゃんが可愛い。部長との関係なんてもーたまらんですわ(笑)。そして、私が気に入ったのはくーちゃんのお母さんとの関係。実にいまどきっぽい(たぶん)お母さんで、学校であったことを聞いて面白がったり、悪口にのっていったり、しまいにはマンガを読み始めたら止まらなかったり。ああ、こんなお母さんいそうです。(笑)いつもの加納朋子さんとは違った雰囲気ですねー。もっとこういう話も書いてほしい。青春ものが好きな人にはおすすめ。