読了本
- 「二人の脱獄者 - 蒼穹に響く銃声と終焉の月 (C・NOVELSファンタジア)」孤島にあるグルア監獄に配属されたクロラ。彼の隠れた目的は……。前巻ほどは面白くなかった。ラスト付近が大人の話ではもりあがらないわ……。本土の方の話をいかにうまく混ぜるかが、このシリーズの肝になりそうだ。
- 「亡国の薔薇 上 (英国式犯罪解剖学) (創元推理文庫)」「亡国の薔薇 下 (英国式犯罪解剖学) (創元推理文庫)」前巻の事件ですっかり有名になってしまった、隠遁解剖学の研究者&変わった個性を持つ人妻のコンビ。今回はロンドンで事件の解決を依頼され、再度殺人事件に挑みます。もう一つのパート、ロンドンで占い師をしているミセスの方もスリリングさを盛り上げてくれます。この方がまたかっこいいんだな!研究者と人妻は、決して「できたり」しないところがまたよし。ラストでまたやってくれるし……容赦ないよな……。このシリーズは見逃せないものになりそうです。キャラクター的にも面白く、それだけではなくハラハラさせる展開が上手い。おすすめです。
たしかにクラウザーは、人間の体の仕組みと外的な力が人間の死体にどのような影響をおよばすかについて、長年のあいだ研究をつづけてきた。しかし他人の生活にずかずかと踏みこみ、質問攻めにすることで謎を解いてゆく能力に関しては、ハリエットの足もとにもおよばなかった。
「亡国の薔薇 上 (英国式犯罪解剖学) (創元推理文庫)」(イモジェン・ロバートスン・茂木健訳・創元推理文庫)p66より
- 「BEAR BEAR 2 (花とゆめCOMICS)」きぐるみの彼氏とつきあっている、男性恐怖症の女の子の話。過去話が好きだわー。
- 「椿坂トリコロール (花とゆめCOMICS)」は「BEAR BEAR 2 (花とゆめCOMICS)」と同じ池ジュンコさんのシリーズを集めた作品集。女子高が舞台の恋愛・友情もの(相手は男性です)。なにげない表情が綺麗でいいなあ。薫ちゃんが特に好みです。
- 「百鬼夜行抄 22巻 特装版 (Nemuki+コミックス)」萩尾望都さん、三浦しをんさん、夢枕獏さん、作者本人によるセレクション付の特装版……買っちゃいました。つい……。蝸牛様がちらちら出てくるのがうれしゅーてしゃーない。司ちゃんは確定かあ……。
- 「買われた天使 (ハーレクインコミックス)」これは……ムッツリ眼鏡ってことでいいんですよね?いつもの桜屋響さんよりはハーレクインしていました。基本、スパイものは苦手なのでちょっとものたりないけど……彼女の別ストーリーがあれば読みたい。