2009-02-09 読了本 読書 「スナッチ」大学卒業を控え、婚約者の両親にあいさつに来たぼくは、銀の雨に降られ、それ以降の記憶を失くしてしまい、気がつくと三十年後の「僕」の中にいた。ありとあらゆるものが変化していたこの世界で、ぼくは、生きていけるのか?西澤保彦さんのSF題材を使用したミステリです。タイトルは「ボディ・スナッチャー」から、と聞けばわかるかたもいらっしゃるでしょうが、そういう話です。なんかそれにプラス、最近の自然派志向ってどうよみたいな感じが入っていて、それが最近の西澤さんの傾向なのかしら……。そういうのないのがよかったような気がするんですけど……。