「修道院の第二の殺人 (創元推理文庫)」英国ヴィクトリア朝のエジンバラのファロ警部が、義理の息子とともに「第二の殺人」に挑む！ファロが女にめろめろなのがちょっといけてなかったけど、他はすごく面白かった。イケメンの息子が年に一度やさぐれるとこと…

「グルア監獄 - 蒼穹に響く銃声と終焉の月 (C・NOVELSファンタジア)」政治犯や元軍人を収監するグルア監獄は脱獄不能だとして知られていた。このグルア監獄が不正支出をしているのではないかという疑いから、同じ軍人からスパイをするために派遣されたクロラ…

「チャーメインと魔法の家 (ハウルの動く城3)」ゲット。でも、前の巻読んでからの方が楽しめそうなので、再読してからにします〜。

「魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)」課金なしのソーシャルゲーム、「魔法少女育成計画」をしている者たちが勧誘されて「魔法少女」になっている。ある市では、彼女たちの新しい「ゲーム」が始まる……。魔法少女たちの泥沼な戦いです。「ま…

「天文御用十一屋 烏刺奴斯(ウラヌス)の闇 (幻冬舎時代小説文庫)」大阪の大店でありながら、天文学に精通する店主と、その一番弟子の宗介、そして彼らを見守る用心棒の小次郎を中心とした江戸時代が舞台のミステリ。今回は、実は幕府の手先である小次郎との…

アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ (通常版) - PS3出版社/メーカー: ガスト発売日: 2012/06/28メディア: Video Game購入: 3人 クリック: 68回この商品を含むブログ (25件) を見る なんとなく始めたのですが、来月末に出るのはこの続編だったのね。 …

「虹とノストラダムス」ノストラダムスの大予言を信じている学生たちのその後まで。何でこの年なのかと思ったら……そんなラスト（絶叫）。

「ボクラノキセキ 8巻限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)」同じ前世を生きたクラスメイトたちが、疑心暗鬼の中とうとうぶつかりあってしまう！誰が敵か味方かわからない中を一人でとまどう槇たんが不憫でなりません。死亡だけはありませんように……。…

台湾茶をお店で頂いたら、むちゃくちゃリラックスしました。中国で飲んだ時もそうだったんだけど、なんだろうこの効果……すごいよ。はまる人がいるのもわかる。

チャーメインと魔法の家 (ハウルの動く城3)作者: ダイアナ・ウィン・ジョーンズ,市田泉出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2013/05/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (11件) を見る 「ハウルの動く城」シリーズの三巻目が、いよいよ5/30に発売予定です…

「賢者の失敗 (レジーナブックス)」本当は25歳だけれど、異世界で身元を疑われて、つい13歳だと言ってしまった。王宮でほぼ監禁状態だったが、なんとか街へ監視付お出かけができるようになったが……。レジーナブックスの中ではかなり面白かった。よいラブコメ…

「倫敦時計の謎 (ノン・ノベル)」ロンドンのビックベンをかたどった大時計の完成式典に招待された霞田兄妹。それが殺人事件の幕開けだった。ラストの理由には全く気付いていなかった。面白かったです。

「虚構推理 鋼人七瀬 (講談社ノベルス)」亡くなった悲運のアイドルが、夜な夜な鉄骨を片手に街を歩き回るいう噂がネットに出回っていた。警察官の紗季は噂の「鋼人七瀬」に出会うと同時に、ある少女と出会う。彼女は、元彼の「今の彼女」だというが……。作者…

「檻の中の少女 (a rose city fukuyama)」コンピュータ・セキュリティ（といっても技術的ではない）関連の調査をする仕事をしている男性が、自殺サイト関連の調査を始めるが……というお話。ご本人が実際にコンピュータ・セキュリティ関連のお仕事をされていた…

「上海香炉の謎 (ノン・ポシェット)」霞田志郎兄妹シリーズの最初の巻。サブカル好きの作家、霞田志郎はファンの美智子に失踪事件を相談された。しかし、彼女の家を訪問すると更なる事件が待ち受けていて……。他のシリアスな話にも、普通にサブカルネタが入っ…

「竜の雨降る探偵社」若くして社長の慎吾は、同郷の探偵、櫂の事務所に出向いては後悔を余儀なくされていた。戦後日本が舞台のちょっとのんきな雰囲気のミステリ。 「七色王国と魔法の泡 (講談社青い鳥文庫)」香谷美季（篠原美季）さんの新作。七色ガラスを…

第二十六回 山本周五郎賞 受賞作が発表されました。 小野不由美さんの「残穢」です！おめでとうございます。 http://www.shinchosha.co.jp/prizes/yamamotosho/ 残穢作者: 小野不由美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/07/01メディア: 単行本購入: 5人 ク…

最近あまりおすすめ記事書かないのは、あまり幅広く読んでいる自信が全くないからです。 少年系なんてぜんぜん開拓してないよな〜。

少女系ライトノベルでの、2010年以降にデビューされた新人さんのおすすめです。 前回に挙げた方は除いています。 石田リンネさん 「おこぼれ姫と円卓の騎士」一見冷徹で王としての自覚を持っているレティがクールビューティの権化！みたいな見かけでかっこよ…

「10thアニバーサリー・フェスタ スペシャル・ビーンズ文庫」（角川ビーンズ文庫）非売品のアンソロジー。「首の姫と首なし騎士」は騎士の休日。いつもの騎士がいつものペースで、だけど休日だったり。 「東の海神(わだつみ) 西の滄海―十二国記 (新潮文庫)」…

「首の姫と首なし騎士 裏切りの婚約者 (角川ビーンズ文庫)」商家による陰謀が進行しつつある王城で、シャーロット王女は仲間とともになんとか奮闘するが、陰謀を阻止することはできるのか？ひとつひとつが緊張感がありハラハラしてしまいます。婚約期間の終…

http://www.otomate.jp/toki/ 時代は関ヶ原の戦い直前。人間とは接触しないで生きてきた「鬼」の一族のうちの一つの長である雪奈。静謐な里での暮らしが揺らぐ時が来た……。 千鬼丸は十鬼衆から外された一族の長で、姫に害を及ぼしたのでは？と疑われている存…

http://www.otomate.jp/toki/ 時代は関ヶ原の戦い直前。人間とは接触しないで生きてきた「鬼」の一族のうちの一つの長である雪奈。静謐な里での暮らしが揺らぐ時が来た……。 秦さんは主人公をからかい、嘘もつける世知に長けた鬼らしからぬ鬼ですが、人間に心…

「何度でも君に温かいココアを」小瀬木麻美さんのデビュー作。最近ではあまに笑うこともあるけれど、たいてい無表情で活字依存症の美人のママの謎を解くため、京都に向かった娘が出会ったのは……。たまに青臭いところもあるけれど、なかなか面白かった。彼は…

「デ・コスタ家の優雅な獣 3 (角川ビーンズ文庫)」「デ・コスタ家の優雅な獣4 (角川ビーンズ文庫)」「悪い子」への道をおどおど邁進中のロージーは、カジノの管理人として様々な事態に対応中。従兄のダリオが関連した事件が起きて……。話と人間関係が急展開。…

なんとなく、自分が今まで書いたコラムっぽいものの索引です。 第一弾はこちら→http://d.hatena.ne.jp/psycheN/20090909#p1 第二弾はこちら→http://d.hatena.ne.jp/psycheN/20110106#p2＜本のおすすめ＞ 少女小説らしからぬ主人公 http://d.hatena.ne.jp/psy…

少女小説の主人公といえば、「純粋・素直・天然」といった印象が強いですが、その枠に収まらない主人公の少女小説のおすすめです。 「幽霊伯爵の花嫁」（宮野美嘉・小学館ルルル文庫）とことん「利己的」で、「自分に利益のある」ことを常にするサアラが、17…

ゴーストハント・コミック版の続きとして、悪夢の棲む家 ゴーストハント(1) (KCx)作者: いなだ詩穂,小野不由美出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/06/07メディア: コミックこの商品を含むブログ (10件) を見るが発売予定です。連載しているのは知っていた…

「リテイク・シックスティーン (幻冬舎文庫)」再読。高校一年生になってできた親友が、なんか妙なことを言い出した。可愛くて胸も大きくて、頭も良い、彼女はほんとうに「うらやむべきひと」なのか……？おそらく初読とは違ったところにはまった。孝子のどうし…

「ハタラクオトメ」時計のメーカーの人事部で働いている主人公は、デブを売りにして顰蹙をかわないようにしている。読んでいくうちに、デブだからじゃなくて、その人柄で彼女はみんなにうけいれられているんだなあと実感できました。主人公はいきなり思いつ…