「サクラ咲く (BOOK WITH YOU)」辻村深月さんによるSF色の入った学園YA。やはりタイトル作が心に残った。それぞれのよい点と悪い点があって、誤解したまま話が進んでしまったり、とか現実の学校でもありそうなところがあった。どれもさわやかにしめていて、Y…

「無菌病棟より愛をこめて」日常の謎もので有名な加納朋子さんの闘病記。なんと、急性白血病だったそうです。急な入院が発覚して、その日は痛みもあって寝られなかったので「HDDレコーダーのアニメを見たり整理したりしていた」とか、思わず笑ってしまいまし…

Blue Planetアーティスト: 新居昭乃,YUJI ONIKI,保刈久明出版社/メーカー: flying DOG発売日: 2012/04/25メディア: CD購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (11件) を見るRed Planetアーティスト: 新居昭乃,クリス・モスデル,YUJI ONIKI,保刈久明,…

「猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数 (講談社ノベルス)」名探偵のゼミが人気の大学で、初開催の猫柳ゼミにはやる気のない二人だけ。有名な探偵のゼミと一緒に合宿で何かがおきる？ニート探偵が女の子になった感じだった。主人公のキャラがいまいち……。 「ひそ…

「騙王 (メディアワークス文庫)」王子が騙りまくりで王となるまでの話。うーん、自分のこういう利益のために？騙るのはなんか腑に落ちない感じがして好きになれなかった。詐欺師っぽいのがいかんのかなあ。るーちゃんは好きなんだけどー。

「テディ・ゴー！ (PHP文芸文庫)」元刑事のおっさん入り編みぐるみと今どきの「ほっこり」目指すけど芯はけっこう昭和派な女の子のコージーミステリ。なんか「あの世」の仕組みがいいかげんぽいけど、このコンビは鉄板なので面白かった。前巻だと女の子に多…

「幽霊伯爵の花嫁 囚われの姫君と怨嗟の夜会 (ルルル文庫)」幽霊伯爵というあだなの見ず知らずの男に嫁いだ、美貌を自覚しているサアラ。一見鼻持ちならないようなサアラの少女小説らしからぬ主人公っぷりが面白いシリーズですが、今回はさすがにここまでや…

「ホテル・ピーベリー」ハワイにあるホテル・ピーベリーは長期滞在者用の安価なホテルだが、居心地がよいのに「二度利用しないこと」が条件。家族のような気持ちになってきたのに、歯車がくるってくる……。こんなホテルに三か月限定で滞在したら、どうなるの…

「立花美樹の反逆 THANATOS (講談社ノベルス)」タナトスと呼ばれる「死神」の双子の兄と探偵まがいの弟のミステリシリーズ。今回もちょー笑えた。いやー、この皮肉な感じ好きだわ……。今回はいきなり、「四章」から始まっていて、目の錯覚かと思った。ひして…

「赤絵そうめん―とびきり屋見立て帖」若夫婦のゆずと真之介が営む、京都の道具屋「とびきり屋」。時代は幕末ですが、それとはあまり関係なく、目先の欲ではないことを考えて行動できる真之介が気持ち良い。そしてゆずたんがかわいらしいのに一番かしこいとこ…

「偉大なる、しゅららぼん」湖周辺限定の異能を持つ一族の人間が、敵に立ち向かう話。赤い学生服って、って……（笑）。とちゅうまではかなり面白かったけど、ラスト失速気味かなー。もったいない。 「ＷＯＮＤＥＲ！(15) (ジュールコミックス)」ちょっと不思…

「あの山越えて(20) (A.L.C.SELECTION)」農家の嫁兼教師の君子さんの日常。いいところばっかりでもなく、しかしどろどろでもない、ぎりぎりのラインが好きなシリーズです。しっかし、富子さんとの溝はほんと深いな（笑）。 「スウィートホーム (秋田レディー…

最近、王嶋環さんの単行本でないなーと思ったら、こーゆーのやってたのね。 「腐道」 http://www.manga-time.com/fudou/01/ 腐女子の道をかいた……そうよね。「なに読んでるのー」とか言われてもね（笑）。 ちなみに、「腐女子」と私が書くときは、「くされ」…

「天山の巫女ソニン 巨山外伝 予言の娘」ソニンの外伝。北の山国、巨山の凛々しい王女、イェラの前日譚です。イェラの過去はほんっとーにひどい……てゆーか、父親がひどい。その中でも、数少ないながらも愛するもの、好きなものを見つけることのできたイェラ…

「彼女はもういない」彼がその連続殺人を始めたきっかけは……。西澤さんらしい作品だなあ。黒いところ、それでいて「純粋」な思いがあるところ、快感を否定しないところ。 「アネモネ探偵団 3」近藤史恵さんによる、中学生が主人公のミステリ。今回は、お嬢様…

「ダブル・コントラクト 甘くささやく初接触!? (ビーズログ文庫)」規格外のヴァハラ（召喚獣？）、キルラの主である二人は、離れられない？シリーズ第四弾。いちゃいちゃし通しやね（笑）。前巻までは、教主様がけっこーアタックしてたのに、今回はちょっと…

「サクラダリセット７ ＢＯＹ， ＧＩＲＬ ａｎｄ ｔｈｅ ＳＴＯＲＹ ｏｆ ＳＡＧＲＡＤＡ (角川スニーカー文庫)」その市には、特殊な能力を持った人たちが混じって生活している。彼らはその市内でしか使用できないその力を使ったり、使わなかったり。「世界…

「ハブテトル ハブテトラン (ポプラ文庫)」登校拒否をしている大輔は、祖母の家で二学期だけ広島の学校に通うことになった。べたべたの広島弁のひとたちに囲まれて、少しずつ力を取り戻していく。すっごくいい話！とかすごいきっかけがある！というわけでは…

「銀の竜騎士団 恋するウサギは密猟禁止 (角川ビーンズ文庫)」王女の身を隠して騎士団で従者として働くルーシェ。国境警備に借り出されたが……。おお？展開はやいなー。てゆーか手も早いなー。ま、数か月が肝だというんだからそのぐらいしないとダメか。今回…

「銀の竜騎士団 王女とウサギの秘密の王宮 (角川ビーンズ文庫)」王女であることを隠して騎士団の従者として働いているルーシェ。隊長が「王女」の護衛につくことになったのだけれど、「ルーシェ」であることを見破られた！？よいラブコメ。そして王女として…

◎視聴確実、○一応見る、△様子見、×もう見ない 「しろくまカフェ」◎。なにげに今季一番面白いかも……！この絵アニメ化大変そうだなあ。 「謎の彼女X」◎。植芝理一原作。エロっ（笑）。エロい絵じゃないのにめちゃくちゃエロいよ……。主人公がフツーの子なのが好…

「待ちきれなくて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)」兄を亡くし、兄の覆面記者の仕事を引き継いだ妹。取材のために娼館を訪れたら、なぜか誘拐されてしまう。拉致したのは兄の友人！？妹、こりなさすぎ！（笑）ここまで襲撃されて、さらに外へ行こう…

「詐騎士〈3〉 (レジーナブックス)」「傀儡術」を使うことを得意とする、暗躍好きのルゼ。騎士ではなく、貴族の子女として王都に乗り込む……？今回はインターバル的な感じで。ラントちゃん一番役に立っている気が（笑）。イラストにも力が入っています。一応…

「詐騎士〈2〉 (レジーナブックス)」病弱な貴族の子息の代わりに、騎士団にもぐりこんだ女の子のルゼ。特技は「傀儡術」、いじめっこをいじめるのが快楽で、金髪碧眼を愛でるのが趣味。はっきりいって性格が「良い」わけではない「るーちゃん」のだまくらか…

「英雄の占星術師 (ルルル文庫)」英雄として知られる青年の側に控える副官は、元占星術師。彼の正体は……。完全に「以下、続刊！」状態なんだけど〜（笑）。本編も、女の子は出てくるけどほぼお飾り状態。元々地味な作風の方なのですが、これからはこーゆー感…

「詐騎士 (レジーナブックス)」貴族の子息の代理として、騎士団にもぐりこんだ少女。過去の事件により片足が不自由だが、ものを操る「傀儡術」によって騎士生活をなんなくやりすごしていくが、「サドコンビ」が同じ団に入ってきて……。やー、面白かった！タイ…

「銀の竜騎士団 死神隊長と見習いウサギ (角川ビーンズ文庫)」竜を従える竜騎士がいる国。じきに女王となるはずの王女シエラの竜はなぜか全く成長しない。シエラは自分とともに成長させるため、騎士団に入団することにするが……。評判通り、面白かった。ヒー…

十二国記が新潮社から再度出版され、新作も出る、と公式サイトで公開されました。 http://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/ ……4/1に言われると……ねえ（笑）と思ってちょっと様子見してましたが、ほんとみたいなので……。しかし、ファンに三バージョン買えとい…

「天外遊戯 (ルルル文庫)」仙女でありながら俗物な面も持つ翆簾は、大妖・崋山に善行をさせる義務を帯びているが……。伝奇ラブコメ。前作とカラーがあまりに違っていてびっくり。