「冬になる前の雨 (光文社文庫)」都会のダークファンタジーといった短編集。「異形コレクション」がメインなので、私の好みではなかった。残念。

今日は家で仕事して終わったら自分ごほうびにゲームに突入。「ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術師~(通常版) - PS3」です。すっげえ面白い！というのではなく、ただ、やめられない……。それが面白いということなんだろうが。

「四年一組ミラクル教室 それはくしゃみではじまった (講談社青い鳥文庫)」四年一組のみんなの側の「もの」が、「しゃべる」ようになった？それらは、彼らの「ほんとうのきもち」を明らかにしてしまう。四年生ともなれば、言えないことや苦しいことがでてく…

「神父と悪魔 神の城の死びと使い (ビーズログ文庫)」枢機卿からの呼び出しを受けたヴェドリックは、お供のみんなを連れて神の城へ。ら、ラスボス！？登場です。 「さて、なんの罰で死刑なのか、覚えがありすぎてわからないな」 「神父と悪魔 神の城の死びと…

「雪月の花嫁 (コバルト文庫)」フェリアナは生まれてからずっと会ったことのなかった貴族の父親によって迎えられ、そのまま結婚することになった。その聡明さを隠し、じっと観察する彼女と、結婚相手はうまくいくのか？樹川さとみさんのシリアスはあまり読ん…

「7&Yみんなの書店」というサービスを利用しているのですが、 http://myshop.7andy.jp/myshop/omuomu/ あなたの紹介文は、ガイドラインに反しています、というメールが来た。 http://www.7andy.jp/esb/docs/service/regul/bookguidelines.html ど……どのへん…

「町でうわさの天狗の子 5 (フラワーコミックスアルファ)」次郎坊、留守の巻。もっのすごくいいなー、このシリーズ。大好き！この空気感。ふつーの学生生活のディティールの中にちょっと天狗要素がふつーに入っているのが面白いんだよなあ。瞬ちゃんが、たま…

「悪魔のミカタ666〈6〉ノットB (電撃文庫)」一冊まるまる「ノビ」くんのお話。彼女の存在とか忘れてたわ……えへ。「悪魔のミカタ」の魅力ってなにかなーと考えてみたら、コン・ゲームっぽい騙されるところが面白いのかも。通常の熱血っぽいところもすごくい…

「偽りのドラグーン 2 (電撃文庫 み 6-25)」亡国の王子、ジャン・アバディーンは竜騎士となるために自分を偽って学園で入り込んでいたが、相棒の竜に 「裏切られた」。彼らはこのまま別れてしまうのか？主人公がある程度自分勝手なところが、ある意味リアリ…

「バルサの食卓 (新潮文庫)」という上橋菜穂子さん世界の料理を特集した文庫が以前発売されましたが、その中にあって気になっていた、「タンダの山菜鍋」をつくってみました。みそ味としょうゆ味。 材料の豚肉のスペアリブは一日前から塩漬け（＋ローズマリ…

「第七官界彷徨 (河出文庫)」昭和初期に、兄と従兄と同居している女の子の話。「文藝ガーリッシュ 素敵な本に選ばれたくて。」でおすすめされていたので読んでみました。なんか面白いぞ？これ。ぜんぜん古く感じない＋奇妙な面白さがある。時代としては、内…

「クシエルの矢〈2〉蜘蛛たちの宮廷 (ハヤカワ文庫FT)」高級娼婦兼スパイとなるべくして育てられた女の子（真性のＭ）が主人公。娼婦が神聖なるものという神話がある国で、天使様にお使えすること＝娼婦としての仕事をすることという倫理観がある。逆境キタ…

「テイルズ オブ ヴェスペリア(初回封入特典:スペシャルバトル先行ダウンロードカード同梱) 特典 テイルズ オブ ジアビス なりきりコスチュームダウンロードカード付き - PS3」をクリアしました。二カ月ぐらい遊んだか……価格分は十分楽しめました。素材集め…

「空ろの箱と零のマリア (電撃文庫)」転校生の美少女は僕に対してなぜか敵意を向ける。何万回と繰り返してきた「転校」にマリアは終止符を打ちたがっているが……。「空ろ」というタイトルから、ダークだと見分けろってか！というくらいダークな展開だった。そ…

「ぼくが探偵だった夏 (ミステリーランド)」浅見光彦少年の夏休みの冒険。ラストでは寝込んでいてちょっと盛り上がりに欠けるかなー。それ以外には、昭和中期っぽい女性を見る視線がどうも気になった。おっさんくさいというか……。これで内田康夫を読む気は起…

「新・垂里冴子のお見合いと推理」昭和中期のまま生きているっぽい垂里冴子さんは、お見合いをするとなぜかミステリ的出来事が起こってしまう、というコージーミステリ。すこし泥臭い出来事も混じっているので、これこそコージー！という作品です。シリーズ…

「初恋ソムリエ」「退出ゲーム」の続編。弱小吹奏楽部の部員集めのために謎を解決するチカとハルタ。幼馴染の二人は、「絶対」に恋愛関係にならないふたりでした……。新キャラがとてもよかった。ツンデレな彼女と優しい彼という感じで。学園日常の謎ものが好…

「政宗様のお気に召すまま 花嫁御寮は求婚中 (コバルト文庫)」幼いころに嫁入りしたはずが、当日、毒殺を計画したと疑われ、泣く泣く実家に戻った過去のある愛姫は、その時に約束してくれた政宗にずっと憧れていた。しかし、親に別の婚姻話を持ち出され……。…

「今日のひとりごと」に読書感想追加。

「花姫恋芝居~恋と正義が姫の道~ (ルルル文庫)」芝居が大好きな姫、香琴は政略結婚を嫌って出奔した先で、絡まれている女の子を助けようとするが……。無邪気な姫が人助けをするために奮闘する話。姫はひとりじゃなくて、双子の弟とかお付きの人がなかなかよい…

「新・特捜司法官S-A ― ジョーカー外伝 (9) (ウィングス文庫)」俳優秋津秀が演じているのは、「特捜司法官」という特別な人造人間。ネオヒューマンが近い未来に人間より多くなるとわかってきた。「人間」と「ネオヒューマン」たち、そして人造人間たちはどん…

「ミストボーン―霧の落とし子〈3〉白き海の踊り手 (ハヤカワ文庫FT)」＜終の帝国＞では、スカーと呼ばれる民が蔑まれ差別されていた。スカーの反乱一味に仲間入りした少女、ヴィンは貴族の子女と偽り、密偵の仕事にはげむ。三部作中の一部の完結編。半分まで…

「ラ・のべつまくなし (ガガガ文庫)」文学作家がラノベを書くことになってしまって出会った一人の少女。彼女はラノベの彼の作品を「腐った」目線で楽しんでいた。けれど、楽しんでいるその気持ちが嬉しくて……。んー、もう一歩、彼が彼女を好きになる理由、気…

「ぶたぶたのいる場所 (光文社文庫)」ぶたのぬいぐるみ、ぶたぶたがでてくるシリーズ。今回はホテルが舞台で、ぶたぶたはやや脇によった印象でした。ホテルって独特な場所ですよね。

「ＬＵＮＡＲ ヴェーン飛空船物語」祝・復刊！ゲーム関連ではありますが、それよりは船戸明里さんにはまったのは、私はこの作品でした、という原点的な作品です。印象的なコマ、白黒の美しい絵、そして細かい心理描写、その心の変遷、それらが一堂に会してい…

「ふたつのスピカ 16 (MFコミックス フラッパーシリーズ)」完結。そうか、これは恋愛ものだったのか……。あまりに意外で驚いた。 「テレプシコーラ(舞姫) 第2部 (3) (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)」ローザンヌ編の続き。本誌ではとんでもない展開が待…

twitterで「夢の宮シリーズ」が話題になっていたので、私のおすすめを挙げねば！ということで。 「夢の宮シリーズ」（今野緒雪・集英社コバルト文庫）は、中国風な世界にある鸞国という国の「夢の宮」という名の後宮が出てきたり出てこなかったり（笑）する…

「夏の王と秋の女神―聖鐘の乙女 (一迅社文庫 アイリス も 1-5)」父の遺産を探しに男子校に潜り込んだ女の子が主人公。女の子といっても、ほとんど思考は男子なんじゃ……という気がしてきた。女の子らしさがないよね（笑）。まあ面白いからいいんだけど。今回…

「6月のストロベリーフィールド (講談社X文庫―ティーンズハート)」喫茶店でバイトをしていたチサトは、店が占いカフェになったのと同時に占い師の仕事も勉強することに？ラストのミミさんの言葉はなかなか含蓄があった。でも、ストーリーとしてはこれは落ち…

2009/08/11に書いた「LUNAR ヴェーン飛空船物語」（船戸明里・原作佐藤肇・角川書店あすかコミックスDX）が、今月末に出版予定ですが、幻冬舎コミックスに試し読みページができました。 http://www.gentosha-comics.net/lunar/index.html 船戸明里さんのらく…